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うっちー徒然
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さて本日はJ-GAEDENが開催されますね。
お天気だけが心配だったのですが
さすがに体育の日らしく、快晴の模様です。

ウチに新刊はございませんが(;_;)
皆様楽しんで来て頂けたらと思います。

ちなみに自分は、昨日、やっと最後のお仕事を終えまして
次の仕事の構想を練りつつ、夜は映画と過ごしてました。
スターチャンネルでジョニデ祭りを催してもいるのですが
そちらは録画に任せて、自分は(ホームズと同時代、との関係もあって)
DVDで「フロム・ヘル」を視聴しました。
(以前レンタルでも観てるのでこれで二回目です)

切り裂きジャックが「20世紀のシリアル・キラー」の走り、
というメッセージ性はよいのですが、
その背景が、結局、狂気と組織と政治、というネタは
正直ちょっと興ざめでした。
これは日本人特有の感覚かもしれませんが
「猟奇」と銘打つからには、それなりに独創性のある(犯人固有の)
美学が欲しいな、と思うのは自分だけでしょうか?

でも、、主人公のラストは別として、
映画のオチは(犯人の末路は)結構好きです。
なにしろとっても怖いもの;
ラストもですが、序盤あたりの
同様のシーンにこそ狂気が宿る、と思うのも自分だけでしょうかねえ。

でもそれも、「現代の感覚から言えば」という
ある種の、傲慢な見方でもあるかと思います。
今では非常識きわまりない風習や考え方でも、
その当時にしてみればごくノーマル…なんてことは
歴史上、いくらでも散見されるものです。


だから。今の時代、今現在においてさえ、
「ありえなーい」「信じられなーい」などという言葉で
安直に、人様や物事を切り捨てるのは
やはりどうかと思ってみたりもします。
他者から、外部からみて、いかに不合理なことであっても
当事者にとってはそうせざるを得ない
必然性があるはずなのです。

どうやったら、その「他者の(理解できない)必然性」に
想像力を働かせ、共感を得られるか…というのは
ともすれば閉塞に陥りがちなこの時代において
大切な、それこそ「素養」とか「教養」とか
呼ばれるものじゃないのかなぁ。
で、それこそ私の勝手な思いこみでしょうが、
私は、ボーイズ好きの人には、比較的楽に
その素養が培えるのではないかと期待している部分もあります。

同性愛ですとか、ゲイですとか。
一昔前ならイレギュラーであり、オルタナティブであり、
異端であった存在をあえて嗜好する、という傾向があるならば。

それ以外の、(その人にとっての)
イレギュラー、もしくは異端と呼ばれる人や物事をも
安直に切り捨てず、それなりの理解や共感を
感じて欲しいものだなあ…とつい思ってみたりもしてます。

そいういう素養や指向性は、決してその人の
「損にはならない」ことではないかと思うし、
ほんの少し、自分の周りの世界に優しくなれるのではないかと。
(その分、世界も、きっとその人に優しく接してくれるはずです)
まあ、あくまでも自分なりの経験則に従えば、それは確信していますが
個別にはどうなんだろうなあ。
みんな自分と一緒、と見なして言葉を発するのも、
やはり「私の傲慢」だと言わざるを得ないでしょうね。

ともかくも。既に市民権を獲得しつつあり、
もしくはルーチンとなりつつあっても、
今日は「(世間一般から見れば)
理解不能な乙女の庭園の開催日です。
思い切り楽しんで来て頂きたいし、
庭園を出た後も、イレギュラーなもの、もしくは世界に対して
ほんの少し、思いを馳せて頂きたいなと願いつつ。





ではでは、また(^^)/~~~









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マンガ描き
自己紹介:
BL・レディース誌でお仕事中。
最近はもう「何でも描きます屋」となりつつあるも、「何を書いても腐女子」スメル漂い中。
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